固形石鹸で髪も洗う。
思いの外、きっかけが長い。(笑)
続きです。
そんな事実にこの年齢にして初めて気づいた私は、ネットで、また固形石鹸での洗顔など調べました。
はあー、皆さん、やっておられるんですね!
私が無知なだけでした。
なんと固形石鹸でシャンプーしているお方も!
読んだ翌日、試してみました。
ごわごわです。
しかし、アルカリの強い固形石鹸洗髪には、酸性のリンスで中和させるとよい、と事前に読んでいた私、クエン酸リンスも用意済みでした。
ごわごわの髪が、クエン酸リンスで、するーーっと手触り変わりました。
はあー、すごい。
プチ感動です。
もうシャンプーもリンスも要らないかも。
ドライヤーで乾かしたときに、ちょいとオイルをつけましたが、乾燥後はいつもと全く変わらず。
今までなんだったの!?
固形石鹸ひとつあれば。
それまでの私は、体を洗うときにはボディソープ、顔を洗うときには、まずはメイク落とし、それから洗顔ソープ。
もちろん、髪はシャンプーリンスです。
当たり前です。
そう、当たり前だと思い込んでいたのです。
石鹸で体を洗う? そう言えば、子供のころはそうだったかも。
なんだか昭和だなあ。子供のころの貧乏生活がよみがえります。
そう、昔に戻る=貧乏。の構図だったのです。
愚かでしたねー。年だけとって、何も成長していないし、賢くなっていないし、学ぶということもしていない。
あっ、石鹸の話でした。
その日、固形石鹸で体を洗った結果。
お風呂あがりでも肌が乾燥しない!
しかもすべすべ。
ボディソープを使ったときのようなぬるつき感もない。
なに!?すっきり洗えてしかも乾燥しない!?
その次の日は、顔を洗いました。
やっぱりすっきり洗えて、そのあとのつっぱりもない!
お風呂あがりの化粧水さえいらないくらいです。
体に関しては、毎年、秋から冬はボディクリーム、もしくは乾燥肌用のかゆみ止めクリームが必需品だったのですが、それも不要!
この段階で、
固形石鹸一個はボディソープ、メイク落とし、洗顔ソープ、化粧水、ボディクリームに匹敵するという事実に驚愕しました。
シンプル生活のきっかけは1つの石鹸。
人間、いや単純な私だけかもしれませんが、生活を変えるきっかけって、ほんの小さなことなんだなあ、と最近改めて思います。
そんな話から。
昨年の秋、ひょんなことから固形石鹸を使い始めました。
本当に「ひょん」なきっかけです。
ある秋の休日に出かけた、山の中の温泉。
pH9くらいあったか、アルカリの高いお湯で、湯上がりの肌はつっるつる。
結構感激しました。
温泉といえば眺め重視で、あまりお湯の性質については関心がなかったので、これには驚きました。
帰宅して調べたら、アルカリ度が高いと角質が柔らかくなるとか。
へええ。
じゃあアルカリの強い固形石鹸で洗えば、肌つるつるになるのか??
単純な私は考えました。
角質が柔らかくなるということは洗浄力も強いだろうけれど。
私の場合、肌は強靭。
ものは試し。
ということで、ネットで口コミ眺め、1つの固形石鹸を買ってみました。
お値段、260円、安い、そして大きい!
ちょいだらだら長くなるので、続きは明日。