ビンボーシニア、シンプル生活を目指す。

50代後半。高度成長期に生まれ、あふれる物に囲まれ、ここまで来ました。しかし間違っていた!これからは方針転換です。

固形石鹸で髪も洗う。

思いの外、きっかけが長い。(笑)

続きです。

そんな事実にこの年齢にして初めて気づいた私は、ネットで、また固形石鹸での洗顔など調べました。

はあー、皆さん、やっておられるんですね!

私が無知なだけでした。

なんと固形石鹸でシャンプーしているお方も!


読んだ翌日、試してみました。
ごわごわです。
しかし、アルカリの強い固形石鹸洗髪には、酸性のリンスで中和させるとよい、と事前に読んでいた私、クエン酸リンスも用意済みでした。

ごわごわの髪が、クエン酸リンスで、するーーっと手触り変わりました。

はあー、すごい。
プチ感動です。 

もうシャンプーもリンスも要らないかも。


ドライヤーで乾かしたときに、ちょいとオイルをつけましたが、乾燥後はいつもと全く変わらず。

今までなんだったの!?

固形石鹸ひとつあれば。

それまでの私は、体を洗うときにはボディソープ、顔を洗うときには、まずはメイク落とし、それから洗顔ソープ。
もちろん、髪はシャンプーリンスです。
当たり前です。

そう、当たり前だと思い込んでいたのです。

石鹸で体を洗う?  そう言えば、子供のころはそうだったかも。
なんだか昭和だなあ。子供のころの貧乏生活がよみがえります。

そう、昔に戻る=貧乏。の構図だったのです。

愚かでしたねー。年だけとって、何も成長していないし、賢くなっていないし、学ぶということもしていない。

あっ、石鹸の話でした。

その日、固形石鹸で体を洗った結果。
お風呂あがりでも肌が乾燥しない!
しかもすべすべ。
ボディソープを使ったときのようなぬるつき感もない。

なに!?すっきり洗えてしかも乾燥しない!?

その次の日は、顔を洗いました。

やっぱりすっきり洗えて、そのあとのつっぱりもない!
お風呂あがりの化粧水さえいらないくらいです。
体に関しては、毎年、秋から冬はボディクリーム、もしくは乾燥肌用のかゆみ止めクリームが必需品だったのですが、それも不要!

この段階で、
固形石鹸一個はボディソープ、メイク落とし、洗顔ソープ、化粧水、ボディクリームに匹敵するという事実に驚愕しました。

シンプル生活のきっかけは1つの石鹸。

人間、いや単純な私だけかもしれませんが、生活を変えるきっかけって、ほんの小さなことなんだなあ、と最近改めて思います。
そんな話から。

昨年の秋、ひょんなことから固形石鹸を使い始めました。
本当に「ひょん」なきっかけです。


ある秋の休日に出かけた、山の中の温泉。
pH9くらいあったか、アルカリの高いお湯で、湯上がりの肌はつっるつる。
結構感激しました。
温泉といえば眺め重視で、あまりお湯の性質については関心がなかったので、これには驚きました。

帰宅して調べたら、アルカリ度が高いと角質が柔らかくなるとか。
へええ。

じゃあアルカリの強い固形石鹸で洗えば、肌つるつるになるのか??
単純な私は考えました。
角質が柔らかくなるということは洗浄力も強いだろうけれど。
私の場合、肌は強靭。
ものは試し。

ということで、ネットで口コミ眺め、1つの固形石鹸を買ってみました。 
お値段、260円、安い、そして大きい!


ちょいだらだら長くなるので、続きは明日。